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竹酢液は殺菌作用の強い竹のエキスです
竹酢液は竹を炭化する過程に採取できる竹のエキスです。
採取したばかりの竹酢液はタールなどの有害な成分も含んでいるので、これを精製し、タールや揮発成分を取り除いたものを販売しています。
当店の竹酢液「竹林の湯」は採取後半年以上おいて成分を安定させてから、精製します。フェノール、ポリフェノールなど約200種類以上の有機成分を含んでおり、強い殺菌作用があります。
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竹酢液と木酢液の違い
木酢液と竹酢液は、phや比重ではそれほど大差がありません。
成分濃度で比べてみると、フェノールやギ酸などは竹酢液の方が高く、酢酸は木酢液の方が高いことがわかります。(もちろん、炭にする材質や炭化の方法によって成分濃度は多少異なります)
使用用途では、通常、竹酢液は木酢液よりも薄めて使います。今まで木酢液を使っていた方は、使用法に従って、十分薄めて使うようにして下さい。
竹から採取したばかりの竹酢液は写真のように濃い茶色をしています。
これを精製すると、製品の透き通った琥珀色になります。
竹酢液の精製方法
竹炭を作る過程でとれるのが竹酢液ですが、採取したばかりの竹酢液(粗竹酢液)は、タール分が多くドロドロとした真っ黒い液体です。
販売している琥珀色の竹酢液にするためには、ここから精製を行います。精製方法には、濾過、蒸留、分離などがあります。
当店では、まず1年以上かけてタンクで寝かせて分離させます。その後、ボトルにつめる際、さらに濾過によって不純物を取り除いています。
低温蒸留法は、すぐにタール分等不純物を除去できますが、有効成分も一緒に除去してしまうため行っておりません。