この記事の目次

竹を高温の窯で炭化させた竹炭。
無数の気孔を持つことから、消臭や除湿、お水の濾過などに使われるようになりました。
炭を燃料以外の用途に使う歴史は古く、実は江戸時代から土蔵の湿気取りに炭を使う方法がありました。

原材料には真竹か孟宗竹がよく使われています。
竹は、タケノコを栽培するためには定期的に間引きを行わないといけません。
そうした間引いた竹はほとんど燃やされて処分されていましたが、炭にして再利用することで環境にも貢献しています。

竹炭は、約400度の高温の窯で竹を炭化させて作ります。
炭化の過程で、竹の体積はおよそ半分~3分の1程度の大きさになります。
またこの時に出る煙を冷却して採集したものが竹酢液の原液となります。
竹炭は、高温下で蒸気や空気などの酸化したガスの作用を受けながら造り出されます。
この炭化工程の中でできる細かい気孔と網状組織にはたくさんの微細な空洞があり、それが様々な物質を吸着する能力を高めています。

竹炭の吸着効果
備長炭などの木炭に比べ、微細孔が小さく、表面積は2~3倍以上で1gあたり700㎡。
燃料としては不向きですが、様々な匂いの元となる物質や空気中の水分を吸着性能が高いため、冷蔵庫やお部屋の消臭、床下や水回りの湿気取りとして利用されています。
除湿の場合は、湿度が高いと吸着し、乾燥すれば吐き出すので、効果は半永久的です。

消臭効果
最近では竹炭を消臭材として、インテリアに飾る製品も数多く見られます。竹炭を焼く温度によって
消臭する対象物質が異なる特徴があります。高い温度では硬い炭、低い温度では柔らかい炭になりますので、それらを混ぜて使うと効果的です。特にアンモニアについては粉末1Lで80Lのガスを吸着することができますので、トイレの消臭にピッタリです。
『水の浄化作用』
炭は、古くから水の濾過器などにも使われてきましたが、竹炭ブームで、炊飯に用いてご飯の味
を良くしたり、飲料水の水質改善にも多く使われています。 水道水の塩素なども瞬時に削減しますし、発がん性物質であるトリハロメタンも吸着します。 竹炭が多くのミネラルを含んでいることも良く知られており、竹炭を入れるだけで簡単に美味しいミネラル水ができます。
炊飯や冷蔵庫の鮮度保持に
『食べ物が美味しく』
炊飯釜に竹炭を加えて炊いたご飯は、炭から溶けでる無機成分が米に移り、赤外線による熱伝導の良さも手伝ってふっくらとつやも出て美味しく炊きあがります。冷蔵庫や野菜室に竹炭を置くと、消臭効果がある他に、野菜や果物の老化を早めるエチレンガスが吸着されるので食品が長持ちします。
この他にも下記のような効果があります。
- 飲料水やご飯に入れてミネラル補給
- お風呂のお湯に入れてカルキを吸着。アルカリ温泉に!
- お風呂・押入れの除湿・調湿
- お花や野菜に入れると鮮度長持ち!
- 家庭農園の土作りに!

大きさが様々なバラ竹炭。消臭・調湿におすすめの商品です。
6畳のお部屋で竹炭約2kgがおよその目安です。ニオイの気になるトイレや押入れ、ペットのいるお部屋等でお使いください。
3ヶ月ぐらいに一度、煮沸してから晴れた日に天日干しすると吸着効果が回復します。
大きなカケラは飲料用にも使えます


品質は長さを揃えた竹炭と同じなので大きなカケラは飲料用にも使えます。
水道水に竹炭を入れることで、不純物や塩素を吸着しますので、カルキ臭のない美味しいお水になります。
また竹炭の中にあるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分がお水の中に溶け出しますので、天然のミネラルウォーターになります。
1リットルの水に対して竹炭約50gが目安です。

商品番号 | 1015 |
---|---|
商品名 | 竹炭(バラ)3kg |
内容量 | 約3kg |
価格 | ¥3,480(税込・送料込) |